大きな牛肉の塊を贅沢に使った料理、ローストビーフ。
伝統的なイギリス料理のひとつで、日本でも名の知れた料理ですよね。見た目にも豪華で、大きな牛肉の塊を使うことから一見難しそうな料理に思えますが、意外にも簡単に調理が出来てしまうんです。
今回は、とってもオーソドックスで簡単なローストビーフの作り方をご紹介します。
使用する牛肉は、サーロインやリブロース、もも肉などのブロックがおすすめです。赤身が多めで比較的お値段の安い牛肉でも、とっても美味しく仕上がりますよ!
特別な材料はとくに必要なく、牛肉・塩・ブラックペッパーに加え、あとは赤でも白でもどちらでも構わないのでワインを用意しておけばオッケーです。調理に取りかかる前の下準備として、前日にはお肉を室温に戻しておきましょう。
さて、いよいよローストビーフを作ります。
オーブンを250℃に予熱しておき、その間にお肉の下準備を始めます。とはいっても、お肉に塩こしょうをすりこむだけのシンプルな下準備なので簡単です^^
シンプルなのに豪華なローストビーフ!
準備が出来たらオーブンに入れて15分ほど焼いたあと、温度を160度に落としてさらに40分ほどじっくりと焼き上げます。焼き時間は、お使いのオーブンに応じて調節してくださいね!
焼きあがったら、お肉の中心に向かって金串を突き刺してから唇に当ててみます。金串が温かく感じられたら、きちんと火が通っている証拠です。そのままアルミホイルでふんわり包み30分ほど寝かせ、その間にソースを作ります。
ソースはお肉をオーブンで焼いた際に天板に残った肉汁を使います。脂を取り除き、小鍋に移してワインを加えて煮詰め、塩こしょうで味を調えます。
焼きあがったお肉をしばらく寝かせておくと、ローストビーフを切ったときの肉汁が少なくなり、さらに余熱で内部にじっくり熱が伝わり美味しく仕上がります!
出来上がったらお皿に移して切り分けて、ソースをかけていただきましょう。パーティーに華を添えるメインディッシュに最適な、とっても豪華な牛肉料理です!