サーロインは、リブロースに続く背中のロース部位の肉で、牛肉の最高部位といわれています。
英国で国王よりその美味しさを認められて、貴族を表す“サー”の称号が与えられたことから、この名前がついています。
牛肉の部位で「ロイン」という名がつく部分は、リブロイン(リブロース)・テンダーロイン(ヒレ)・サーロインの3点がありますが、このうちサーロインは“サー”の称号を冠する最高の肉質を持つ部位なのです。
サーロインはきめが細かく脂の上品な旨みをともなっており、ステーキ用としてもとても有名ですよね。
適している料理方法は?
やわらかく霜降りが多いのが特長です。肉そのものの美味しさを味わうステーキはもちろんの事ですが、しゃぶしゃぶ、すき焼き、厚切りにして焼き肉、そして、ローストビーフなどに適しています。
火を通したときのフレバーな香りと風味は、ぜひ厚切りステーキにしてお楽しみください。贅沢に大きな塊のまま焼いて、焼き上げてから人数分に切りわけると豪快でボリューム満点のステーキが楽しめますよ!
肉に適度な霜降りが入っていることで、一段と風味がよくなるので、黒毛和牛のサーロイン肉の味は、ステーキにすると本当に絶品です。
レストランなどでサーロインステーキを注文すると、「焼き加減はどうしますか?」などと尋ねられることが多いですね。
こんな風に焼き加減の注文をできるステーキは、どんな焼き加減にも対応できる、非常に優れた肉質の部位である証拠とも言えるでしょう。
記念日など、とっておきの日には極上のサーロインステーキを食べてみてはいかがでしょうか?