牛肉をお店で選ぶとき、少しでも新鮮なものを選ぶために、ぱっと見色がきれいな赤い色 かどうか、まずチェックすると思います。
そのときに少し黒い色のお肉だと避けてしまったりしてませんか?
実際傷むと、特に空気に触れる面は、黒っぽくなるものです。
でも実は、黒いからといって、必ずしもイコール傷んでいるとは限りません。
のみならず、かえって赤いだけのもの肉よりも、新鮮な場合もあります。
というのも、牛肉の場合、実は生体から切りたてのお肉は、黒っぽい色をしています。
新しくて黒いのか、古くて黒いのかを判断する方法
ここで注意しなければならないのは、新鮮だからといって食べごろ、というわけではないところです。
そこまで新しい牛肉は、新鮮=美味しいというイメージは裏切られ、旨みがありません。
切ったあとは、普通適正な温度管理(0から2度)のもとで、何日間か熟成させる必要があるのです。
では、どうすれば新鮮な黒と、傷んだ黒とを判断するか。
赤身以外の部分の、一般的な選択基準を参考にしましょう。
消費期限をチェックしたり、脂身が黄色くなってないか、ざらついてないか、肉汁が出ていないか、などがポイントです。
それにより、新しくて黒いのか、古くて黒いのかを判断します。
いたずらに、黒いからといってすぐに傷んでいる!と早合点するのではなく、切ったばかりの肉も黒いということを頭に入れておくと、牛肉にまつわる選択肢が増えますね。