赤身が多く、「健康ビーフ」とも呼ばれ、低カロリーでヘルシー和牛です。飼育が楽で、低脂肪、低カロリーの上質の赤身として人気が出てきています。
日本短角種特徴
日本短角種は、岩手、青森、秋田、山形、北海道などの東日本で
主に買われていた肉用種ですが、
南部牛とも呼ばれ、農業や運搬用としても幅広く使用されていました。
明治に入り、ショートホーン種とデイリー・ショートホーン種などと
交配して改良が行われ、昭和に入り和牛として認定されています。
日本短角種の最大の特徴は、放牧などが可能で飼育が楽、
寒さにも強く、手間がかからないのが利点になってます。
産乳量に優れ、子育ても楽と幅広い用途で利用されています。
身体
毛色は濃赤褐色、鼻鏡、蹄、角は飴色、有角である。
和牛としては大型です。メスの体高は130cmで体重500kg以上あります。
飼育は東北がメインで、一部北海道で飼育されています。
日本短角種のお味は
日本短角種は、赤身が多く脂質が少ないのが特徴で、肉はやわらかく
イノシン酸やグルタミン酸などの成分も多く豊富、甘さも十分あります。
健康志向の人から注目を集めており、
脂肪を燃焼させる効果のあるL-カルチニンも豊富です。
低カロリーで柔らかい牛肉、「健康ビーフ」とも言われています。