小さいお子さんで、卵や乳にアレルギーがある場合、その親の関係となる、鶏肉や牛肉も 合わせて除去するということがあるようです。
しかし、完全に除去してしまう前に、様子をみるためにも、工夫次第で使えるのであれ ば、ためしに使ってみてはいかがでしょうか。
また、アレルギーの心配がなくなった頃、少しずつ様子見をしながら慣れさせていくため に、同じ方法で無理なく使っていくということもできます。
抗菌剤や抗生物質不使用の肉を選びましょう
もちろん同じたんぱく源ということで代替の食材を使うという手もありますが、せっかく ならみんなが楽しんでるものとなるべく同じものを、お子さんにも食べさせてあげたいですものね。
まず、どのような肉を買えばいいか、ですが、少々高くついてもそこはお子さんのため。
抗菌剤や抗生物質不使用の肉を選びましょう。
通常の肉類では、飼育時に抗菌剤や抗生物質などの餌が使われている可能性があり、たん ぱく源よりもそれらに反応をしてしまい症状が出る場合があります。
スーパーによっては、与えるエサや飼育環境、抗生物質など薬剤投与の有無など、生産履歴を公開しているところもあります。
その情報をチェックしましょう。
そして調理するときに気をつけたいこと、それは、肉を二度茹でし、あく抜きをすることです。
抗原性を下げることができます。 また、食べ方ですが、午前中は消化能力が高く、午後から夜にかけて低下する、という傾 向を利用し、牛肉などのたんぱく源は、朝食~夕方までに摂るとよいようです。
そして夕方以降は、野菜類やイモ類を中心とします。 工夫次第で、アレルギーがあるお子さんもお肉を少しずつ楽しめるとしたら、頑張ってみたくなりますね。