日本独特の牛肉調理法として、海外でも評価の高い「すき焼き」。
厚手の浅い鍋で、牛肉を豆腐やネギなどと一緒にタレで煮焼きながら食べる鍋料理です。当時、関東で牛鍋と呼ばれていたものが、大正時代に入ってからすき焼きという名前で全国に広まったものとされています。
すき焼きは、肉じゃがや味噌汁などの家庭料理と同様に、地域や家庭によって調理方法や味付けに大きな差のあるものですが、今回は関西でポピュラーなすき焼きのレシピを紹介したいと思います。
材料はメインの牛薄切り肉、野菜は大根・青ねぎ・玉ねぎ・菊菜など季節にあわせてお好みで、あとはシイタケや糸コンニャクなど。
味と深めるとともに食感にバリエーションを持たせ、豆腐・麩を入れれば栄養・ボリュームともに満点です。
味付けは、濃口醤油1/3カップ・砂糖大さじ3・料理酒大さじ4を基準に、お好みで調節してくださいね。
調理方法はいたってシンプルです。
ただ、関西風のすき焼きでは具財を煮込む前、はじめにお鍋で牛肉を焼くという点が関東風と異なっています。
焼いたお肉の上に、砂糖・酒・醤油をいれて野菜から出る水分で煮込んでいきます。
具材が煮えたら、とき卵にくぐらせて召し上がれ~。
各家庭によって違うようですが、とき卵に通して食べるのが一般的なようです。
そして、具材をあらかた食べた後にうどんを加えて食べるのがまた美味しいんですよね!我が家では、ごはんを加えて雑炊にすることも多いです。
すき焼きの残りだしで作る雑炊は、他の鍋物とまた少し風味が違っていて美味しいですよ!
皆様もぜひ一度、ご賞味あれ^^